【サカレポ】3/3 FCバルセロナ vs R・マドリー ③
どうもこんにちは、 かずにすた こと Kazuya です。早速、前回の記事の続き、いきます。(前記事読んでないよ!という人はここから飛んでください↓)
このシリーズの1つめ。
このシリーズの2つ目。
- セルジ#20 対応◎( 47:30〜)
後半が始まりました。別にこのトピックは、この場面のみで確認されたことではなく、 90分を通して見られたことです。正直に言って、この セルジ#20 の働きによってマドリーは打つ手が何もなかったといっても過言ではありません。スコアで見ると0対1でしたが、前に行われた0-3の試合のときの方が多くのチャンスがありました。すべてはこのバルサの右サイドバックの変更にあります。それでは、 セルジ#20 の働きぶりを実際に見ていきましょう。場面はこちら↓
マドリーが左サイドを制圧しようとしているこの場面。ボール保持者はドリブルスピードにずば抜けて自信を持つマドリーの至宝ヴィニシウス・ジュニオール。対するはバルサのユーティリティプレーヤーである セルジ・ロベルト#20 。この状況を見ると、前方にスペースがあるため、ヴィニシウスにとってチャンスに見えます。
↑このようにゴールに向かって正対し、つっかけるドリブルを始めます。ところが…赤丸で囲んだ ラキティッチ#4 が、右手を斜め前にかざし、セルジ#20 に何か指示を出しているように見えます。その通り、セルジ#20 がヴィニシウスの前方スペースをケアして、ラキティッチ#4 がヴィニシウスの斜め前のスペースをケアさせることで、ヴィニシウスのスピードを完全に殺しています。案の定この後…
ヴィニシウスはスピードを落として、切り返しをせざるを得なくなりました。それが不得意な彼は、ミスをしてしまい…
セルジ#20 にボールを奪われ…
この日10/10点評価だった ピケ#3 にクリアされてしまいます。このように、一見何気無い守備ですが、前回のクラシコでヴィニシウスに完全にDFラインを崩されていたバルセロナからすると、見違える変化となりました。前回のクラシコでヴィニシウスと対峙した セメド#2 は、 セルジ#20 と違い不用意な飛び込みを繰り返してしまいました。その結果、ヴィニシウスに左サイドをズバズバと切り裂かれてしまいした。そこが、ヴィニシウスを抑えられるかどうかの境目であったように思います。また、このRSBの働きだけではなく、横からケアをしているインサイドハーフの ラキティッチ#4 の働きも見逃せません。(バルセロナからいなくなるなんて考えられない…)
このように、セルジ#20 の働きは非常に大きかったように思います。53:32〜の場面でも、これと同じような状況が見られました。
- 見事な選手評価
以下の記事は、このゲームでのバルセロナの選手の試合評価です。
試合後に個々の選手評価が発表されましたが、スコア以上の差がバルサとマドリーの選手に生まれました。特に、DF陣への評価が異なります。
見ていただくとわかりますが、 ピケ#3 が堂々たる満点評価。通常であればこんな評価はあり得ません。それだけ、攻守においてバルサを支えていました。こんな活躍をしてくれているようでは、ヴィッセル神戸に来てくれるのは遠い先のことかもしれません。笑
このように、前回のクラシコでは3-0とバルサが圧勝のように思えますが、実際マドリーのミスに助けられた場面もありました。一方今回の場合は、1-0と僅差のゲームになりましたが、その内容には歴然とした差がありました。いかにサッカーが、1つのプレー・プレーヤー全員のコンディションで結果が変わるのかが分かります。
まとめ
次回、最後の分析とまとめにする予定です。今回もありがとうございました。
かずにすた