「理想の就活論」を語ってみる。
どうもこんにちは、かずにすた こと Kazuya です。
東京に1ヶ月滞在していますが、新卒一括採用のシビアな状況をひしひしと感じながら生活しています。一言で言うと、このシステム上でまともに勝負をしていてはとても苦労することになるという感じです。
そこで、ふと「理想の大学生活→社会人へ」の過程を僕なりに考えてみたので、ぜひ読んでください。(※内容は、全て個人的見解によるものです)
- 入学時に「linkedin」又は「wantedly」など転職・就職サイトに登録
まず、大学に入学してすぐに「転職者向けアプリ」に登録します。有名なものとしては、「linkedin」や「wantedly」といったものが挙げられるでしょう。とりあえず、どちらかに登録してプロフィール事項を記入します。そして、その内容を半年に一度くらいでも良いので、自分の大学生活に合わせて更新していきます。例えば、
「初めて東京を飛び出して四国に旅行に行ってみたら、あまりに文化が違いすぎて違う国だった」みたいなww
内容はなんでもいいです。最近思うのは、このような就職関係のプロフィールは企業のニーズに合わせて無意識に作られている可能性が高いということです。まあ無理もありません、短期的にしか自分自身をみてもらえないのですから。採用してもらえるような企業にあった内容を学生が書いてしまうのは、当然のことだと思います。(僕も、新卒一括採用に挑むとそうなります)
さて、このように素のプロフィールを晒していくと何が起こるか。企業の人事の方からすると、
「へー、こんなことを考えてるのかこの子はー。」
といった感じで、学生のありのままの姿・思考を見ることができ、より正確に学生の人間像を知ることができます。企業にとってはこのメリットがある一方で、学生にとっても大学1年次から企業の人事に自分の活動を見てもらえるという、新しい経験ができます。大学1年次は、このようにとりあえずアプリに登録して、自分の情報が社会の目に晒されるようにします。
- インターン・旅・サークル活動、何でもいいから「体験」をここに記録
上記で少し触れましたが、大学1年次からの生活ぶりをドンドンと更新していきます。それは、旅行でもライブにこれだけ行ったーでも、本当になんでもいいと思います。自分の心が動かされた体験であれば、それを見る人・聴く人にとって新鮮かつ興味深い内容に映ります。
また、このように自分の生活を記録していくという営みは、自分自身のことを振り返る足跡になったり、思い出として残ったりと多くのメリットがあります。
- 一定期間企業で働いてみる
上記の作業を繰り返していくと、いずれ必ず興味を持ってくれた企業からアプローチが来ると思われます。そこで、自分自身もその企業その事業内容に関心があった場合は、実際に働いてみます。それも「一定期間、社員の方と同じ裁量の仕事を」です。現実、これは中小企業やベンチャー企業でしか難しいかもしれません。しかし、実際に働くことによって大学卒業後の自分を具体的にイメージしやすくなると思います。
「この仕事は自分に向いていないかもしれない」
「この作業は好きだったなー」
といったように、経験として蓄積されていきます。大事なのは、一定期間働くことです。これは、働くことの良いこと、悪いこともフラットに見ていくためです。社会人になると、辛いことが多くを占めると思うので(笑)
- そのまま就職 or 別の道を考える
インターンから入った企業で、これやってて楽しいと感じてそのまま入社できるのはとても素晴らしいことだと思います。こうなると、よく言われるミスマッチングというのは起こりにくいかと思います。人が企業に馴染むかどうかは、時間をかけてみないとわからないものだと思います。
だからこそ、インターンを経験した企業が「なんかこれは合わないなー」と思った時には、自分の気づかない一面を知ることができた思って、また前に進みましょう。
このように、実際に働く経験を積み重ねていって、社会のことを少しでも知っていくことが大切なのではないでしょうか。
まとめ
新卒一括採用に沿って動いていると、必ず
「あなたのやりたいことはなんですか?」
「学生時代に頑張ったことはなんですか?」
この2つは必ずきかれます。しかし、人事の方々は特段この内容に興味があることはありません。僕の頑張ったことなんて、「スペインのサッカークラブの歴史研究」という中々奇抜なことだと思うのですが、大企業ほど全くその内容に関心を示してくれませんでした(笑) その質問を通して、僕の受け答えの姿勢・声・顔つきのみをみているようでした。果たして、そんなことで良いのかと。笑 こんな大切な質問を、そんな評価のために使って良いのかと。笑
また、企業の人事がきくやりたいことは、「(ある程度の年収・安定が担保された範囲の中で)やりたいことは何?」ときいています。そのある程度の年収を稼いだことがない、安定の身を経験したことのない学生にとって、そんな曖昧な質問を理解できるわけがありません。論理的におかしいです。
僕が考えた通りに就職活動を行うと、ありのままの自分を評価してもらえるだけでなく、ほかの学生と差別化してもらえる可能性が高まります。要は、新卒一括採用は学生がコモディティ化しているのです。もっというと、そこで採用された学生にできることは、別にほかの学生ができることでもあるかもしれません。
そのコモディティの一部になりたくなければ、ぜひ自分自身を評価してもらえるよう、上記のアプリを通して社会に自分を晒し、評価を受けることをお勧めします。僕はこういうことをしてきませんでしたが、アナログチックに自分を良く自己アピールしていました。
これからは、そういう時代だと思います。
かずにすた
参考URL
「転職アプリ登録してみたい!」と思った方はこちらから!↓↓