【サカレポ】 3/29 サガン鳥栖 vs 横浜・F・マリノス @横浜 -前編-

先日、このような会話がインスタ上でありました↓

 

 

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(幼馴染の友:Y君とのやりとり。ちなみに彼も熱烈サガン鳥栖ファンである)

 

 

物心ついた時から、僕の隣には常にサッカーがあり、サガン鳥栖という小さなサッカークラブがありました。入場者数2,000〜5,000人が普通だった時代を決して忘れてはいません。

 

 

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(旧サガン鳥栖エンブレム)

 

 

僕は、サガン鳥栖を無条件に応援しています。山城純也選手(ちっちゃな奇跡)や松本育夫監督等、サガン鳥栖ファンでも知らない人は大勢いるのではないでしょうか。このようにサガン鳥栖を応援し続けている僕ですが、正直いうとサガン鳥栖のサッカースタイルが好きなわけではありません。僕はあくまで「クラブ」が好きなのであって、「サッカースタイル」が好きなわけではありません。この2つは全く異なる要素から成るものです。ここは、一見矛盾していそうですが、何とかご理解していただきたいです。これまで僕は数試合のマッチレポートをブログに掲載してきました。そこで対象にしてきたゲームは、僕が興味をそそったゲームばかりです。ところが、自分のマッチレポートのことをよく考えて、

 

 

自分の大好きなマッチレポート記事に大好きなクラブが入っていないのは何事か

 

 

と自分でも思いました。そして、このY君のインスタ上でのメッセージで火がつきました(笑) ということで、今回は3/29(金) J1リーグ第5節 サガン鳥栖vs横浜・ F・マリノスの一戦をレポートしていきます。前編・後編の2つに分けてお伝えしていきます。今回は、その前編になります。

 

 

サガンサポの方々に不快な思いをさせてしまうトピックもあるかもしれません。寛大な心でお読みいただけますと幸いです。

 

 

 

スターティングメンバー

 

横浜・ F・マリノス(ホーム)

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まずはホームのマリノススタメン。先日の代表戦でも選ばれたCBの畑中は有望株と言えるでしょう。基本的には、この4-3-3の布陣です。左ウィングのマルコスjr.がよく走ります。笑

 

 

サガン鳥栖(アウェイ)
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続けて我らがサガン鳥栖のスタメン。せっかく今回レポートを書くのに、トーレスが先発もといベンチにも入っていないという不運。否、ポジティブにいきます。その分、サガン鳥栖の全盛期を支えてくれたといってもいい、豊田を観ることができました!鳥栖も、この4-4-2のフォーメーションに相違ありません。(※個人的推しメンはMF原川力選手。顔も良くてプレーもスタイリッシュ。)

 

 

ちょとイレギュラーなのは、左SBとして起用されていたカルロ・ブルシッチがCBに。そしてトーレスの代わりに豊田が起用されたことでしょう。高橋秀人が少し右寄りのインサイドハーフに起用されているのも、これまでとは少し異なります。このように、今期の鳥栖試合に応じて選手の役割・配置も細かな変化が見られますこれも、非公開練習と何か関係があるかもしれません。このあたりについても、 かずにすた の思惑があるので、後編のまとめで話したいと思います。さて、それでは試合にいきます。

 

 

前半

 

ボール支配率マリノス:63%、鳥栖37%と、予想通りマリノスがボールを支配する展開に。マリノスがゲームを支配しているように思えますが、試合をほぼほぼコントロールしていたのは鳥栖の方でした。

 

 

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(高い位置を取る鳥栖)

 

 

基本的に4-4-2で、ハーフライン近くでブロックを形成することはないと思うんですよ(笑) 前半から強気の姿勢を見せる鳥栖。これが、実際に功を奏します。緑で囲ったマリノスの選手は、鳥栖4枚のMFを動きでつるどころか、有効なスペースさえを見つけることもできていません。この後、マリノスのボールホルダーは後ろにボールを下げざるを得なくなり…

 

 

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このようにサイドに追いやることでマリノスの選択肢を消去し、結果的に鳥栖はボールを奪うことに成功しました。強気のブロックディフェンスがある程度機能していたことを意味します。しかし、前のめりになる場面も見られ、4-4-2の弱点を度々突かれていた感は否めません。場面はこちら↓

 

 

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鳥栖の中央左MF福田とマリノスのMFがマッチアップしている場面。福田のストロングポイントは、このしつこいディフェンス。よく走って、うざったいくらいディフェンスをしています。この後、それから逃げるかのようにボールホルダーのマリノスの選手はサイドに逃げます。それを見て、福田は一瞬一息ついてしまいます。その間に…

 

 

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黄色の枠で囲ったように、福田が前に出て下がらなかった分、最終ラインと中盤との間に大きなスペースができてしまったのがよくわかりますね。4-4-2の痛い点は、このように「スペースを作られると脆い」ことです。この状況により、原川がもともと見ていた選手からボールホルダーへのチェックに役割が変わります。しかし、彼には「後ろの選手にボールを通させない!」という位置どりプレッシング一切感じられません。これによって…

 


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原川の裏にパスを通されてしまい、今度は左SBの三丸が自分の持ち場を離れてよせてしまうことに。それによって、今度は相手の右ハーフの選手がフリーに↓

 


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結果的に裏を疲れることなく、ピンチは免れました。ところが、原川の裏でボールを受けた選手がイニエスタ・ビジャ・ポドルスキクラスだった時のことを考えると…怖すぎます(汗)

 

 

この場面は一例に過ぎません。僕が感じた不安はつまり、こういうことになります↓

 

 

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(鳥栖のフォーメーション)

 

 

凄く雑なのですが(笑)、シンプルにいうとこの赤い部分です。僕はここをポケットと読んだりしています。(かずにすた造語) ここを完全にえぐられていました。マリノスの攻撃がパターン化されておらず、感覚で攻めていたためにやられることはそこまでありませんでしたが、正直危険なシーンが2,3コあったと思います。このように、両チーム一長一短が目立つ試合展開になりました

 

 

今回はここまでになります。後編にて、後半のレポートまとめをします。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

かずにすた

 

 

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