ヴィッセル神戸の「バルサ化」について、本気で考えてみる ー前編ー

どうもこんにちは、かずにすた こと Kazuya です。今年のJリーグが開幕して、数試合が行われましたね。中でも注目は、やはりヴィッセル神戸でしょう。

 

 

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かずにすた も、神戸に注目している1人であります。そこで今回は、ヴィッセル神戸の「バルサ」について、

 

 

 

実際のところ機能するのか

 

Jリーグで結果を残せるのか

 

 

 

かずにすた なりの持論を述べていこうと思います。前半の今回は、「実際のところ機能するのか」に焦点を当てていきます!

 

 

※3/30 vs G大阪戦の前に書いた記事のため、少々古い点もありますがご了承ください。

 

 

現在の布陣

 

 

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(※イニエスタがまだバルサ仕様 笑)

 

 

こちらが現在のヴィッセル神戸の基本布陣。前節途中から新加入のセルジ・サンペールが出場しました。次節から彼のコンディションが上がってくれば、先発も濃厚かと思われます。基本的に、このメンバーから変わることはないと言っていいでしょう。さて、ここから1つ1つ要素分解をして、丁寧に見ていきます。

 

 

本領発揮のイニエスタ

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まず、昨シーズンとの大きな違いは彼の本領発揮でしょうか。正直、いまだ前所属先のFCバルセロナでプレーできるレベルにあると思います。それほど、現在のイニエスタは光り輝いています。具体的には、

 

 

  • 不用意に取られないボールキープスキル
  • ゴールに近づく確実な選択肢を選ぶ
  • 決定機を作り出すパス・ドリブル

 

 

このあたりでしょうか。かずにすた には、これらの能力が光ってみえています。僕はこれまでバルセロナの試合は100試合以上見てきましたが、正直その時との差がありません。つまり、サッカーファンにとっては、世界レベルのプレーヤーの試合を「数千円払うだけで観ることができている」という、何とも虫が良すぎる状況にあるんです。僕は、わざわざ彼のプレーを見るためにバルセロナに行ってたわけですから。特に、神戸在住の方たち、羨ましすぎます!

 

 

今季の神戸は、彼のプレーによってまた一段階レベルアップしているのは間違いありません。

 

 

イニエスタポドルスキ→ビジャのライン

 

 

サッカーは、最終的に点を取らなければいかに面白いサッカーをしようが、評価を得ることはできません。バルサや神戸スタイルに良くみられる欠点は、

 

 

「ボールを保有すること」=「目的

 

 

になってしまうことです。これは、最も危険な意識になります。ボールの支配率を高めるのは、あくまで得点率を高めるための「手段」でしかありません。本物のバルセロナは、ここをしっかりと認識しているため、状況次第では高速カウンターを仕掛けることも良くあります。

 

 

その点、「本物のバルサスタイルに少し近づいた」という意味で、ビジャの影響は大いにあります。

 

 

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(今シーズンここまで2得点)

 

 

ここまですでに2得点をあげている元スペイン代表FW。この人のすごいところは、シンプルに「点を取ることができる力」を持っていること。勿論、

 

 

  • ポジショニング能力の高さ
  • 相手を揺さぶるドリブル
  • オフサイドギリギリを狙う抜け出し

 

 

など、見違えるスキルは沢山あります。ところが、チームから求められるのはやはり得点です。彼は、イニエスタポドルスキからの鋭いパスを、得点に繋げる本物の力を持っています。今シーズン始まってすでに2得点と実力をみせています。今後の活躍が更に期待できそうです。

 

 

秀逸CBダンクレー

 

 

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そして、誰も予想していなかった影の立役者がこのダンクレーでしょう。正直、ここまでのパフォーマンスを発揮してくれるとは、誰もが思っていなかったと思います。果たして、何が他のCBと違うのでしょうか。最も秀でているのは、「勇敢な縦パス」でしょう。CBは心理的に、「ミスをしてはダメだ」と卑屈になってしまうポジションです。そのため、自分が攻撃時にどのような貢献ができるのか、考えないまま何となくの判断でプレーしてしまうポジションでもあります。

 

 

ところが、このCBは違います。どのCBにも求められる、

 

 

 

 

を有するだけでなく、前線に良い形に供給するショートパス能力を持ち合わせています。彼の存在によって、ビジャが活き活きとしていることが試合を観て分かります。相手CBにとっても、いつビジャの足元にボールをつけられるか分からないので、油断できません。守備時にも攻撃時にも、しっかりと貢献してくれている彼の働きは高く評価されるべきでしょう。あとは、彼が怪我やカードの累積で出場不可にならないことを願うばかりですね。正直言って、彼の代わりは今のヴィッセルにいません。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。以上、ここまでのヴィッセル神戸の良さそしてバルサスタイルに近づいている部分について言及しました。ところが、そう簡単にうまくはいかないのがこのサッカーの世界です。次回は、後編として「ヴィッセル神戸の課題」について記事をアップします。

 

 

今回は以上になります。ありがとうございました。

 

 

かずにすた

 

 

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