「地方」・「都会」ー経験知の差を考えてみるー

3月も終わりが見えてきましたね。4月からの新しい生活に向けて、引越しの作業をしたり新しい土地になれたりと、忙しない生活をしている人もさぞ多いことでしょう。地方→都会に移動する人もいれば、都会→地方に移動する人もいるかと思います。

 

 

とゆうことで、今回は かずにすた なりの「地方・都会それぞれにおける経験知の差」について、記事を書きました!

 

 

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(左:都会、右:地方)

 

ここでの経験知とは、「将来的に活かせる自分のスキル・評価・思考」を表します。それでは、早速行きましょう!

 

 

※今日のトピックは、所属先からは完全に独立した個人的見解です。

 

 

 

人との出会い

 

都会で仕事をすれば、世界でも群を抜く人口の多さにより、多種多様な人々に会うことができるのは間違いありません。僕自身も、東京でなければできないことや、参加できないコミュニティなどもあります。ところが、疑問がここで1つ。このように、

 

 

都会だと、人との出会いの数・質がちがうからそれが魅力だ

 

 

と考える人は、一体どういう根拠・目的があってそれが魅力だと感じているのでしょうか。ちょっとずれてるなーと僕が思うのは、「人との出会いの多さ=ビジネスの成功」は直接的に繋がらないということです。ビジネスにおいてこのような「人との出会い」が強みになるのは、決裁権を持った人同士が繋がるなど、要は「仕事の裁量を持った人同士」の層の話です。層が全く違うんです。よく異業種交流会みたいなものが開催されていますよね?特に都心だと日常茶飯事にあるのではないかと思います。僕も、何度か学生の身分で参加させていただいたことがあります。

 

 

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(異業種交流会の様子)

 

個人的な感想としては、まぁコスパが悪い(笑) 何の裁量も持たない入社数年目の社員同士があったところで、ビジネスの話で具体的な進展があるケースなんてほぼないと思います。それは、お互いがお互いの会社で力を有するポジションにいないから。

 

 

だから、「ビジネス」に限っていうと、「単純な人との出会い」が強みにはならないというのが僕の意見です。逆に単純な人との出会いではなく、「企業の経営者」や「ある一定の決裁権を持った方」との繋がりは、非常にアドバンテージがある関係性だと思います。

 

 

ここまで単純な人との出会いを否定してきたようになってしまいましたが(笑)、そうではありません。思わぬ人との出会いで、自分の人生が良くも悪くも変わってしまう可能性が大いにあります。(自分も、そういう経験をしてきました) ですので、「偶発性を秘めた出会い」も大切にしていきましょう。この「偶発性を秘めた出会い」というのは、自分とは違う畑で生活している人と出会うことで生まれるやすいことをお忘れなく。

 

 

圧倒的当事者意識

 

ここで僕がイメージしたのは、街づくりのようないわば「自分が先頭に立って企画・広報・立ち上げ」のような経験をしていくポジションです。別に都心のベンチャー企業でもいいのですが、目に見える競争相手が一定数いそうでやめました。笑 このような街づくり系の仕事すなわち「他に同年齢で競争相手がいないような仕事」は、僕は結構勝ち組なのではないかなぁと思っています。なぜなら、優秀な能力を持った競争相手がいないから

 

 

逆に地方でも、ネームバリューのある大企業に属している人は、ここからが本当に大変だろなーと思います。(もっというと、都会で満員電車に往復耐えながら会社で働いている人はいつまでその身体は持つんだろうかと。せめて、満員電車からは逃げようぜ。) なぜなら、そういう企業には、、、

 

 

同じような志を持って入社してきた人が腐るほどいる

同期同士差がないため、どのように評価されて差別化されていくのか読めない

上に上がっていける枠の数は決まっている+現状のまま何10年と企業が存続していくかどうかは未知数(※ほぼほぼ倒産はないと思われる)

 

 

こういう実態があると思われるからです。一方、最初にお話ししたいわば「競争相手がいない仕事」では、自分自身のパフォーマンスにしっかり集中して取り組むことができます。変に上司に媚び売ってとか、微塵にも考える必要はありません。もちろん、そのように評価してもらえる「企業であれば?」の話ですが。

 

 

ただ、このように圧倒的当事者意識が求められる仕事の場合、一体何がいいのか。

 

 

  • 自分でお金を生み出すシステムの構築力
  • 人を動かすチカラの習得
  • 社会的地位(収入も)

 

 

パッと思いついたメリットは、こういったものが得られるということでしょうか。中でも、2番目の「人を動かすチカラ」というのは誰しもが持っているスキルではないため、とても際立ったものだと思っています。何かの本に書かれてあったのですが、

 

 

20代のうちは、小さい駅の駅長のように働け

 

 

という一文が印象的で記憶に残っています。小さい駅の駅長さんって暇そうですが、実は結構大変らしいんですよ?

 

 

「どういう付加価値を与えれば駅にお客さん集まってくれるかな」

 

 

「今の状態で外国の人には標識とか伝わるかな」

 

 

「あいつにはここの整備を担当してもらおう」

 

 

「こういう事故が起こったらどう対処しよう」

 

 

とか、まさにこれは圧倒的当事者意識が働いた仕事ぶりですよね。僕も、この駅長さんに見習って楽しく仕事をしていきたいですね。

 

 

 

まとめ

如何でしたでしょうか。結論からいくと、地方・都会と区分けするのはあまりに抽象的すぎました(笑) 大切なのは、自分が身を置くところから半径10m以内、もっと具体的にいうと「会社の中でも自分が所属している部署」になりますかね。自分の経験知のことを考えるのであれば、ここのことをよく考えるべきだと思います。

 

 

シンプルにまとめると、「都会では競争相手が少ない。地方では競争相手が少ない。」

 

 

はい、皆さん反論のほどお待ちしております(笑) 今回はここまで。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

 

かずにすた

 

 

 

#都会 #地方 #経験知 #仕事 #ビジネス #当事者意識