大学ゼミ食事会での貴重なお話。

先日、僕の大学の所属先のゼミで、今年卒業する人の送別会が開かれました。場所は、ゼミの先生のご自宅。同学科内でも、とてもフレンドリーな人間関係が保たれているという噂の自慢のゼミです。合計人数は、大学院生の先輩がお2人僕と同じ同期が5人(そのうち3人が卒業)、後輩が3人といった感じです。他の大学からすると、人数少なっ!て思われるかもしれませんね。僕には、この少人数がとても最適です。先生1人あたりの人数が少ないため、沢山ご指導を頂けるので。

 

 

そしてこの場で話題に上がったことが、心から共感することばかりであったので、ここに共有します。(※特に、大学生→社会人になる方に読んで頂きたい!)

 

 

 

人間万事塞翁が馬

 

大体夕方6:00くらいにご飯を食べ始めて、終わりは23:00。(どんだけ喋るんww) 一通りご飯を食べ終えた後、卒業生に向けて残る人たち・先生・そのご主人から言葉を贈り、最後に卒業する人からの言葉が残る人たち・先生に贈られます。このトピックの「人間万事塞翁が馬」という言葉は、この際に先生のご主人から贈られた言葉。

 

 

 

皆さんは、この言葉の意味を知っていますか?簡単にいうと、「人生何が起こるかわからない」という意味です。(細かい意味が気になる方はこちら↓)

 

 

biz.trans-suite.jp

 

うちのゼミの先生とご主人は、実は同大学の同学科の先輩後輩の関係。学生時代ご主人もいろいろあったそうで(笑)、入学時に「自分の人生は勝ち組だ!!」と思ったそう。ところが、いざ大学に入学してみると今度は社会人というステージが迫ってきてあたふたし…

 

 

 

 


というように、人生は必ず「山あり谷あり」のように上手くできているということです。そこで大事なことが、「自分の限界値を知っておく」ということでした。最近の僕の出来事にドンピシャ当てはまります(笑)

 

 

 

 


僕は先々月まで海外に研究留学で滞在していまして、思わぬトラブルに飲み込まれ完全に自分を見失いました。俺って生きてていいのかな…とか普通に。ところが、今ではその経験が倍にも増して自分の糧になっています。要は、あの経験以上のきつさがきたら「あ、自分、いまやばい…」と分かるわけです。頭で分かるのではなく、体感で分かります。自分は、こういった経験を大学卒業前にすることができたので、心から良かったと思っています。(僕をいじめてくれた◯◯大学の先生、本当にありがとう!!)

 

 

 

この4月から社会人になる学生は数多いと思いますが(僕は社会人でも学生でもある)、予想だにしない困難が待ち受けているといっても過言ではありません。ここからが本番です。あと100年以上生きていくわけですから。だからこそ、僕自身もこれから数多くの困難にぶち当たる中で、上手く乗り越えていけるように経験を活かしていきたいと思っています。僕が好きな声優さんの言葉↓

 

 


「20代は、マジきつい。」

 

 

 


「30代は、ちょっときつい。」

 

 

 

 


「40代は…惰性。」

 

 

 

20代の「感性豊か・身体もピチピチ」の時だからこそ、僕は死ぬほど働きたいと思います。(勿論、楽しいからできる)

 

 

広い「学び」を積む

 

これは、先生とそのご主人が教えてくれたこと。どうやら僕は気付かずに実行していたようですが…笑

 

 

どういうことかというと、要は「1つのことにハマりすぎるなよ」ということです。例えば、ある1つの仕事を任された時。勿論、その仕事の解決に全力を注ぐのは当然のことです。しかし、どうしても自分の力で、そして仲間・先輩の力を借りてでも解決できない問題にぶち当たる時が来ると言います。

 

 

その時、なぜか畑違いの領域に触れてみると、いとも簡単にその課題が解決することが多くあるらしいんです。というより、世の中で経済的に成功していく人は、こういう特徴を持っているらしい。そして、これと似た話を僕がこれまでお会いしてきた経営者・社会的地位を持っている人も、全く同じようなことを言っていました。根拠はないのですが、哲学的にみるとこのような全ての事象はつながっていると。そう言えるかもしれません。 (ほんと亀の甲より年の功)

 

 

そういう意味では、僕のメインの仕事はサッカー事業になりますが、そのサッカーの歴史・変遷についても留学中・そして自分の学びで研鑽を積んできたつもりです。あと、最近では #newspicks というアプリで、時事ネタに関しての自分の思考を #Twitter を介して発信するようにしています。ご興味ある方は、#Twitter アカウントフォローして頂けると幸いです。

 

 

広い「学び」を積む、とはどうやらこういうことらしいです。

 

 

教育の変遷

 

 

話の終盤で盛り上がったのは、勿論この教育に関する話題。僕らのゼミは、教育学が専門なのでうちの領域になります。

 

 

 

これまでは、

 

 

 

「学校に通う」=「当たり前のこと」

 

 

 

でしたが、これからはそうで無くなるかもしれません。それが、勿論インターネットの発達とN高という国から正式認定を受けた通信制の高校です。(気になる方は、こちらもチェック↓)

 

 

nnn.ed.jp

 

 

僕は、このように学校の形態もある程度変化して当然だと考える立場です。歴史学を勉強しているゆえに体感でわかるのですが、僕たちが今生きている世界なんて、ほんのちょこっとの間に構築されたもの。であれば、ここから一気に世の中のシステム自体が変化したとしても、特段不思議なことではないんです。ドラえもんの世界なんて、もう目の前だと僕は思っています。

 

 

 

例えば、学校がこのようなドラえもんの世界になったらどうなるか。子どもたちは、学校に通うことなく家からビデオチャットで授業に参加。社会の授業ではVR(バーチャル・リアリティ)を使って、実際に世界の遺跡を探検。これが実現するのも、おそらくすぐだと思います。

 

 

 

僕がこのように主張すると、驚いたのは教授もそのご主人も、「もしかしたらわたし達は、本当に時代の転換期にいるのかもしれないね…」と仰っていました。なので、意外と的を得ているのかもしれないと思いました。

 

 

 

 


まとめ

いかがでしたでしょうか。社会人なんて、楽しいことより苦しいことの方が絶対多いです。意外かもしれませんが、僕はそのように自分にいいきかせて、免疫をつくっています(笑) 目の前のことにきつくなったときは、一見関係のなさそうなことに目を向けてみましょう。僕であれば、音楽に触れてみたり、絵を描いたりしています。あとはこのブログのデザインを考えたり(笑)、本を読んだり映画を観たり。

 

 

 

 


この日は、本当に濃い時間を過ごすことができました。あ、卒業する3人改めておめでとう。

 

 

 

かずにすた