上野の美術巡りが、アツい。

どうもこんにちは、かずにすた こと Kazuya です。

 

 

 

 

先日、上野公園に行きまして、東京都藝術(げいじゅつ)美術館を訪れました。僕はもともとアート関連には縁がないタイプなんだと思っていたのですが(笑)、最近読んだ本の影響や尊敬する人物の方々の影響を受けて、強い関心を持ち始めていました。とゆうことで、せっかく東京にいますんで、1人で行ってきました。(寂しい奴とか言わないで)

 

 

 

  • 学生の卒業制作が沢山

 

この日、実は通常展示のエリアはなんとお休みとなっていて、入場ができませんでした(ショック)。しかし、その代わりに開催されていたのが、様々な大学の学生の卒業制作展。実際にこれらの作品を見て、「うわー、俺ラッキーだったー!」と思いました。そのくらいの圧巻の作品の数々でした。

 

 

と、その前にまずは絵画展ですね。これは、全国から応募があった作品の中から、選抜されたものが飾られている展示会でした。それ故に、これも素晴らしい作品だらけ。アートに疎いかずにすたでも、ははーとは思いました。ははは。

 

 

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これは見ただけでなんだか山々の中にいるときにきこえてくる風の音や、独特の自然の匂いが漂ってきそうですよね。このリアル感は、おそらくペイントの躍動感からきているようでした。良くみると、いろんな方向から、強弱をつけてタッチされているのです。とても良い絵だなーと思いました。

 


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他にもこんな風に躍動感がある馬と騎手の絵があったり、

 


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これは、長野県にある白川郷です。行かれたことがある方は、この合掌造りの家を見て思い出されたことでしょう。これは夏の白川郷を描かれたものと思われますが、この風景は癒されますね。とても忠実に表現されています。

 

 


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そしてきわめつけはこれ。写真の角度が悪いのは申し訳ありません(笑)。タイトルと絵が合いすぎて、この画家さんはとてもユーモアがあるなと思いました。絵画はここまで。

 

 

 

 

ここからは、彫刻・水墨画のコーナーに移ります。そう、学生の卒業制作展です。

 

 

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無数の木の板が並べられており、いくつかの板に文章が。

 

 


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個人的なお気に入り作品はこれ!!

 


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全体像はこんな感じになっているんですねー!

 


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あれ、こっち見てる…

 

 


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あれ、なんか一匹手前に…

 

 


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そう、こいつがカメラ係だったようです。笑 このように、1つの物語が垣間見えるのも彫刻の良さだなーと思いました。もちろん、みる人の捉え方によると思うのですが(笑) 僕は、ストーリー仕立てに捉えました。

 

 

これらの彫刻作品をみて、「凄い!」と思ったのは作品そのものだけではありません。作者の学生の出身校を見ていると、東北工科大学や東京の大学の学生がいましたが、1番多かったのが山形大学の学生でした。これは、なにかのTV番組で見た記憶があるのですが、確か山形大学は理系分野での論文発行数は日本でTOP10に入ると聞いた覚えがあります。

 

 

 

これら出展数の多さは、その論文の成果を如実に表しているんだなーと思いました。そして、大学の偏差値で志望校を決めることが、どれだけ偏見が入り混じったことなのか、ということを考えさせられました(僕も、ほぼ偏差値でしか見てなかった…)

 

 

 

 

ここからは、水墨画・絵画のコーナー。来る前は水墨画にそこまで愛着はなかったのですが、生で見て思わず感動してしまいました。

 

 

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色鮮やかかつ墨汁の優しさが滲み出てていて、良いですよね。彫刻やペイントとはまた違った感覚があります。次の作品が、僕のお気に入りです!↓↓



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うわー、雄大な光景だ!と思われたことでしょう。僕も、その圧倒的な自然感に目を奪われました。思わず見とれてしまうこの躍動感。しかし、この絵をよく見てみると…

 

 

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人、人、人がいる!!しかも釣りをしている!!😂  とても小さく、繊細に描かれているので、もしかしたら見落としてしまっていたかましれません。笑 この人に気づいた時、またもいろんなストーリーが思い浮かびました。

 

 

「こいつはきっと上の上流にある民家のどっかから片道4〜5時間かけて釣りに来てるんだろーなー」

 

「1人だから独身もしくは子が巣立ってやることがなくなったおじさんなんかなー」

 

 

みたいなwww

 

 

美術の良さは、正解がないことです。人によって受け止め方・感じ方が変わります。だからこそ、こうやって色々想像することは、創造力に変わっていくのかなーと思っています。

 

 

そして、最後に絵画コーナー。ここでは最初の絵画と違って、大きい絵画でした。

 

 


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こういう迫力がある絵画があったり、

 

 


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これが1番の作品かなと個人的に思いました。こういう景色はなかなか見れないはずなのに、それを事細かに描いている。まるで、自分が本当にこの景色を見ているかのような錯覚に陥る。そんな素晴らしい作品でした。

 

 


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そして美術を見た後は、このオシャンなスタバで一休み。昨日行われたサッカーの試合の分析をしたり、ブログを書いたり、論文を読んだり、仕事か遊びか分からないようなことをして、あっという間に時間が経ってしまいました。笑

 

 

こんな感じで、上野での濃い1日が終了しました。これだけみても、この日かかったお金はスタバのラテ代だけ。笑 入場料は全部無料でした(マジ得)

 

 

上野もおススメです。

 

 

 

かずにすた