アメリカ研究生活4ヶ月の振り返り④

どうもこんにちは、かずにすた こと Kazuya です。前回の記事の続きいきます。ご一読、どうぞ。

 

11月後半ー1週間のセレブライフー

 

このまま12月編に行こうかと思いましたが、思い返せば11月にはもうひとつ濃い出来事があったのでそれを振り返ります。

 

ボスキャリ終了後、僕を待っていたのは1週間のLA旅行。きっかけは、となる繋がりで知り合ったLA在住の研究者の方のお誘い。この方は、日本人。実は、9月に車でわざわざリノまで来てくださり、研究の相談に乗ってもらったり、たんまりと日本食を支給してくれたまさに命の恩人である。

 

「もし良かったら、11月のサンクスギビングもおいでよ。」

 

と声をかけて下さった。僕は2つ返事で行きますと答えた。(授業を休むのは日本の授業と違ってかなりイタイが、、、笑) このサンクスギビングというのは、日本でいう勤労感謝の日にあたるだろうか。日本語訳にすると、「感謝祭」となる。この期間、現地の人々は主に家族と時間を過ごす。ブランチ(朝・昼込みの食事)をしてそのままだらーっと夜まで喋って、それから映画を見に行ったり、買い物に出かけたり。

 

しかし、家族が近くにいない僕にとってはぼっちリスク高の期間だった。そんな時…

 

「hey,man,why don't you come to Vegas?Let's hang out!!(へい、元気にしてるか!?ラスベガスで会わないかい!?)

 

と、サッカー繋がりであった友人から誘いがあった。家族のいるラスベガスに来いと言ってくれたのである。ぼっち留学生の心境を察してくれたのか、こいつはマジでいいやつだった。そしてこの連絡はマジで嬉しかった。

彼には良く日本語を教えて、逆に僕は英語のスラングを教えてもらっていた。笑 「アメリカの本場のサンクスギビングを味わえる!」と高揚したが、LAの日本人のお友達のところにも行きたかった。苦渋の決断の結果、僕は丁重にお断りして、ロサンゼルスに向かうことにする。

 

そして迎えたLAでのサンクスギビング。ここで僕は今までのビンボー価値観を全てぶっ壊される。笑 滞在先は、日本人研究者の方のお家。そらが本当に凄いこと!!あれは間違いなく脳がやられる…。ゲートを潜り、敷地面積がどれほどあるかわからないエリアを車でドライブし、1つのビルにたどり着く。自動でゲートが開いた先には、駐車場。そこに止まっている車は、ベンツ、ランボルギーニはもちろん、テスラの最新ver.にロールスロイス…阿保ww ちなみに、この方の車はBMWだったが、この人曰く「負けてる」らしいww「車なんて負債だ、負債だ」と思っていたミレニアム世代の僕は、顔面蒼白に。

 

大型エレベーターが4台あって、エントランスにはジム、サウナ、プールにつながるドアが。今回、ジムとサウナは利用しなかったが、ユダヤ系のじじばばが使っているのをよく見た。プールに僕は入ったが、縦20m×横15mの幅にジャクジーも別についていた。プールサイドになんかお世話する人もいて、この間だけ僕は本当にセレブだった。家の中は、言わずもがな。部屋は214○室と214○室の2つを借りていて、どちらも6LDKほど。笑 片方は荷物置きに使ってるらしい。どんな贅沢な使い方やねんww

 

こんな環境で始めて1週間暮らしてみて、少しだけ自分の中で思考が変わった。「なるほど、一度こういう暮らしができることを目指してみるのも悪くはない。これが、駐在とかだと早く実現できるかも!?!?」何せ、ストレスフリーな生活。強いて言うなら、エレベーターから部屋まで行くのにかかる10秒くらいの時間がうっとおしくなるくらい。(ストレス無さすぎてこーなる)

 

こんなことも考えた、LA生活だった。そして、いよいよ12月、天国から地獄に堕ちることになる…

 

 

かずにすた