アメリカ研究生活4ヶ月の振り返り③

どうもこんにちは、かずにすた こと Kazuya です。前回の記事の続きいきます。ご一読、どうぞ。

 

11月編 ーボストン・キャリアフォーラムー

 

「よし、女性社会×サッカー を切り口にリサーチギャップを探していこう!!」

 

以前と違って方向性がある程度定まった頃、大きなイベントが控えていた。そう、海外に在住・海外に留学に出ている日本人大学生が一斉に集う就職イベント、ボストンキャリアフォーラム

 

このイベントを初めて聞いたという人に。簡単に言うと、「日本人学生を中心に、3日中に企業からの内定が出るコスパ高い就職活動」である。2019年の6月に帰国予定だった僕は、「ここで就活は終わりにして、帰国後サッカークラブに色々と当たろう!」と画策していた。そして、このイベントで自分の進む道が1つではないことに薄々気づき始める…。

 

早い話、このイベントの結果某人材系企業1社、某商社2社からの内定そして「最終面接を日本で」という某商社1社からの連絡があった。ボスキャリ中に志望していた某スポーツメーカーにはあっさり面接落ちしてしまうという結果だった(笑)  そして、このイベントが行われたボストンからリノへの帰りのフライト中に、「さてどーしようかなー」と色々考えた。僕の中では、スポーツビジネス業界に関われる某人材系企業に行こうかなーと思っていた。そこでは、プロスポーツクラブの運営やアテンドをしたり等、直接的にスポーツに関わることができる。「スポーツにはそれに関わる万人の感情を震わす魅力がある」と思っていた僕には、事業内容がまさにうってつけの会社であった。しかし…

 

海外で希少価値の高い日本人になる」という自分のミッションは果たして達成されるのだろうか。ずっとこの点が引っかかっていた。もちろん、会社に入る際に自分の全てが叶えられることなんて到底あり得ない。「何かを得るには何かを捨てなければならない」というのは本当のようだ。この点で行くと、僕は「海外でビジネスをする可能性」を捨て切ることはできなかった。

 

以上より、僕は日本での最終面接を残す1社の企業を除いて、全ての内定を辞退することになる(せっかくボスキャリ行ったのに何したんやと笑)。しかし、振り返って全く後悔はない。むしろ自分のやりたいと思っていたことから、少しでも違うものが省かれた感覚だ。

 

こうして、僕のボスキャリは幕を閉じた。来年ボスキャリに行きたいという人には、参考になるか全く分からないが(笑)、事前準備で全てが決まると思っていてほしい。特に、某有名コンサル企業や某総合商社などを目指す人は、特筆したものがない限り、自分の売り込み方・見せ方がキーポイントになると思う。そこに行きたいという人にとっては、事前準備と3日間だけ頑張れば内定出るので、とても良いイベントだと思う。

 

僕の11月はこうして過ぎていった。そして、波乱の12月を迎えることになる…。

 

 

次回へ続く

かずにすた