毎日ホテル暮らしのオランダ人のおっさんとの話
どうもこんにちは、かずにすた こと Kazuya です。
先週1週間だけやってきた50代前半くらいのオランダ人のおっさんとのお話がとても興味深かったんで、記事として書きます。笑
まずどんなおっさんだったのか。
世界的某有名企業に勤めていて、これまで世界各地を転々と回ってきた経験がある。昨年には、世界中から応募がある「1年間の世界一周船の旅」に参加し、100人の多様な人々と生活を共にしていたそう。その中に、三◯商事の重役がいたらしく、日本がとても大好きのようで、しつこいくらい日本語を喋りかけてきた。オハヨー!オヤスミー!(いや、昼やっちゅうねんw)この語学学校に来たのは、仕事がバルセロナであるらしく、ついでに「スペイン語をやりたい」と思ったからとのこと。生活ぶりはというと、毎日ホテル暮らし。その生活がずっと続いているそう。羨まっ。
(かずにすた は口をポカーンとあけて唖然としながら聴いていましたww)
そして…
かずにすた:「良いなホテル暮らし!朝はブュッフェで美味しいもの食べれて、不自由ないし!若者の夢だよ!笑」
と言ったら…
蘭 おっさん:「ホテル暮らしなんて最悪だぞ、お前w だって仕事に合わせて動かないといけないからw 」
なんてこった。
一般論として、「お金=幸福」というわけではない!というのはよくききますよね?僕は、実際にそれで足掻き苦しんでいるおっさんに出会ったのです。よくよく話を聞いていると、スペイン語を勉強し始めたのも「新しいこと・楽しいことをやろう」という動機からだそう。
つまり、「どんなに裕福であっても、環境に合わせて生活するのは辛い」ということです。さて、なぜ辛くなるのか。
僕の考えですが、人類は基本的に何かしらのストレス・危険を感じながら進化して来ました。それが、災害であったり、ほかの動物に襲われるかもしれないという恐れです。つまり、人間は「僅かでも何かしらのリスク・壁を感じながら生活する」ことが生物学的に正しいと思うのです。
その観点でこのおっさんを見てみると、「生活の中にリスク」がない。それはつまり「困難が存在しない」ということ。そういうわけで、彼がスペイン語を勉強し始めたのも腑に落ちました。スペイン語の勉強を通して、「何かしらの困難・刺激を求めているんだな」と。
別に資産があるのは問題ではなく、もっというとホテル暮らしなのも問題ではありません。本当の問題は、「彼自身が情熱を感じれることを普段の生活の中でしていなかった」ということ。僕は将来的にホテル暮らしをすることが1つの夢ですが、それは会社や他人の都合ではなく、自分で決断して実現させたいなと思いました。
語学学校はいいですね。語学を勉強しながら、色んな人に出会って生き方を考えられる。あと1週間、しっかり勉強します。笑