「トビタテ!留学JAPAN」①-1書類審査の巻
どうもこんにちは。かずにすた こと、Kazuyaです。
今回は、ジリジリと〆切が迫り来る「トビタテ!留学JAPANプログラム」の第9期募集
に応募予定の方、そしてそれ以降の10期、11期に申し込もうと思う方のために、
①「書類審査の巻」②「個人・集団面接の巻」
と題して、書こうと思います。応募者が突破すべき関門は、この2つのみです。
ちなみに かずにすた は、先日第8期の最終面接に行って参りました!!これについては
まだ情報が最新の今書きたいとこなんですが、流れ的に申し込みの最初から書いた方が
分かりやすいかなと思い、最終面接については②「個人・集団面接の巻」 で書かせても
らおうと思います。笑
それでは、①「書類審査の巻」 行ってみましょう!
今回は、留学計画書の書き方についてです!
◯「留学計画書」の準備
まず、トビタテ留学に申し込む上であなたの心臓になる部分が、この留学計画書です。
これの質を高めないことには、次の面接試験にも進めません。実際僕自身も、低く見積
もってもこれに最低50時間以上はかけて作り上げたかなと思います。
「どこに行くのかー」「何をするのかー」だけではなく、「どのように日本に貢献でき
るのか」というところまで書く必要があります。
(この大切さがあとあと分かるんだぁぁぁ)
書く内容はざぁぁぁぁっと以下の通りです。
- プロフィール
- 過去の海外経験
- 留学計画概要(1,000字)
- 各コースの選択理由
- 留学先選択の理由
- 期待できる成果
- 留学に向けて準備しているコト
大きく分けるとこれら7項目に分かれます。その中でも最も肝になると思われるのが、
留学計画概要(1000字) です。今回は、これについて説明します。
(→他の項目ききたい方はリクエストをっ)
この写真が、留学計画書の事前準備表になります。実際の提出は、全てオンライン上で
行われるので、事前にこのファイルに記入をしておきます。このファイルは、こちらの
トビタテHPからダウンロード可能です↓↓
トビタテ!官民協働留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~
まず、留学計画概要とは
「どういう理由でどういうことをして、
それを誰とどこでいつするのか」
をベースにつくる
あなただけの、あなただけにしか書けない留学内容
です。これを1,000字でまとめあげます。この1,000という字数、「多っ!!」と思われ
たでしょうか。そのような方、ご安心ください(笑)かずにすた も最初書き始めたころ
は、びっくりするくらいペンが進まず、思うように書くことができませんでした。しか
し、書くのに慣れていくと今度は「あれ、字数少なくね?」という謎の感覚に襲われま
す(笑)
そこで僕が思いついたのは、まずいきなり書き始めるのではなく
「自分が何に関心があるのか」「なぜその国が好きなのか」
「どうして留学に行こう、トビタテに
申し込んでみよう! と思ったのか」
を考えることから始めてみました。具体的には、「マインドマップ」と
呼ばれる方法を使いました。
このサイトを見ていただくと分かるのですが、人は頭の中で考えるだけではなかなか整
理ができません。自分で紙に書いて、それぞれの共通点・類似性を見ていくことによっ
て、少しずつ見える世界が変わってきます。
よく「やりたいことが分からない・・・」という学生、いますよね??
はい、僕もそうでした。確かに、表面上はそうかもしれませんが、人間食べ物に好き嫌いがあるように、無意識に色々なものに評価をしています。当然それは食べ物だけではなく、「自分の興味」にもあるはずです。
以前読んだ脳科学の本に、こういうことが書かれてありました。
「やる気は考えて生まれるものではない。行動している中で車のエンジンが徐々に温ま
るかのように生まれてくるものである。」
僕はこれを読んで目から鱗の思いでした。最初から「やりたいことはこれだ!!」って
直感で分かる人なんてごくわずかなんですww
ですから、この「マインドマップ」を使って、自分を見つめ直してから留学計画書の作
成に取り組んでもらえたらと思います。とにかくやってみること!!
留学計画書の大枠がボンヤリとでも見えてきた方は、
「自分が留学することで、日本そしてトビタテにどういう貢献ができるか」
というところに目を向けると、まとまった留学計画書が仕上がると思います。
留学計画書の中では、「期待できる成果」というところに当たりますね^^
これ何で大事なのかというと、理由はトビタテ留学の仕組みに有ります。
こちらの前の記事を読んでいただいた方は、お察しかもしれません。
再確認ですが、トビタテ留学は日本の数多くある名だたる企業からの支援・寄付金によ
って成り立っているプロジェクトです。そうすると、企業がこれだけ莫大な金額を寄付
するのには、それ相応の対価があるはずです。さて、その対価とは何か。
それは、
「多くの日本人学生に海外で成長してもらい、将来的に優秀な人材に
なってもらって日本で貢献してもらうこと」
です。別に企業は、「どんどん学生に海外に行ってもらおう」なんて思ってはいません
ww そんなの「勝手に行けば?」と思ってるでしょう(笑)
企業はその先を見据えています。それは、
「今回投資した学生に何か成果をあげてもらい、
将来的に日本の産業界に貢献する学生を増やす」
という壮大なゴールです。どんなに素晴らしく、どんなに留学に行きたいという熱い思
いがあったとしても、このミッションにあてはまらない留学計画書は採用されません。
この視点は、留学計画書を書く上でとても大切だなと思いました。モクモクと書いてい
ると自分中心の内容になってしまう恐れが高いので(笑)
以上、留学計画書についてでした!!次回は①-2 書類審査の巻で、その他書類の提出に
ついて解説します^^
かずにすた
追記
冒頭で僕はこの留学計画書の作成に最低50時間かけたと申しましたが、それよりも
僕の大きな支えになったのは、大学の教授・トビタテOB・OGの先輩方・大学院生の先
輩方からの添削です。
正直、このような学識有る方々からのサポートがないと、読む人を納得させる文章を書
くのは難しいなと思いました。なので、僕は
計画書書く⇒ご指導のアポイントをとる⇒添削してもらう⇒ボロボロになるまでアドバ
イスをうける⇒見直す⇒計画書書く⇒ご指導のアポイントをとる⇒添削してもらう...
という生活を送っていました。特に「ボロボロになるまでアドバイスをうける」のは、
自分が書いていたことが否定されているような気もして楽しくはなかったかもしれませ
ん(笑)しかし、よくよく考えてみると、
「自分の伝えたいことがあまり伝わっていなかった」
ことに気づかされました。僕の場合は、「サッカーが好きなんですっ!!」という思い
が先走りすぎて、「日本にどう貢献するのか」というところを見落としがちでしたww
しかし、1,000字の制限の中で全ての事を伝えようとするのは無理だと思います。です
ので、アドバイスを受けた際には、「自分が共感した部分を取り入れる」くらいのスタ
ンスがちょうどよいと思います。最終的に文章を決めるのは自分なので。
それでは、また。